バス釣りにおいて、ルアーのアピール力は非常に重要な要素です。釣果をダイレクトに左右するため、私は自身の基準を持ってルアーを選ぶようにしています。(もちろん気分で選ぶ時もありますw)この記事では、私の基準とルアーのアピール力について詳しくご紹介しますが、あくまで私の基準でありますので、皆さんの基準との違いがあるかと思われます。
ルアーサイズ: まずルアーのサイズによってアピール力は変わります。サイズが大きいほどアピール力は大きくなります。
アクション: 次にルアーのアクションも重視しています。バスは側線と言われる器官で獲物の波動を感じとるため、ルアーがアクションした時に出る波動が強ければ、アピール力が大きくなります。
音: ルアーが発する音も重要な要素です。バスは音に敏感であり、その時バスが好む音に高反応を示すことがあります。
スピード: 基本的にはスピードが上がるほどアピール力も上がりますが、バスに間違いを起こさせ易くなるという側面もあります。
ルアーカラー: ハードルアーが有効な場面では、アピール力をルアーに求める事が多いため、目立つカラーを私は好んで使います。特にチャートカラーを溺愛しています。私の経験から出した答えは、「バスはチャートが好き」と言う事です。これは水が濁っていてもクリアでも関係ありません。あくまでその時のバスの気分でヒットカラーは変わりますが、チャートは釣れない時間が少ないと感じております。人間に例えると、「好きな食べ物(チャート)はよく食べるけど、毎日食べてたら飽きるから他の食べ物(黒)も食べたい」みたいな感覚ですwwバスって本当に人間と似ていて面白いですよね。
さて、これらサイズ、アクション、波動、スピード、音、カラー、の配分比率の違いによって一つのルアーのアピール力は決まります。組み合わせは無限で、世の中にこれ程多種多様なルアーがあるのも納得できますね。これ程多くのルアーから状況にあったルアーをチョイスするには、「自分の中の基準」がないと迷ってしまいます。例えば、濁りと流れがあるならバズビルマグナムやカワシマイキーなど強波動+ボディ同士が当たる音を出せるルアーでバスに気付かせる事が重要です。風が強くて水面が荒れていたらトップウォータールアーは気付かせづらいですね。クリアウォーターで無風だとクランクやスピナーベイトではアピールが強すぎる事が多いです。そんな時は大きくてアクションが弱いビッグベイトもしくはトップウォータールアーが有効だったりします。ジャークベイトはオールシーズン、様々なシチュエーションに対応しやすいです。プラグ系が効かない時はスピナーベイトやチャターベイトを試してみて下さい。また、同じルアーでも使い方ひとつでアピール力を変える事も出来ます。このような自分の中の基準は、沢山釣りに行き様々なハードルアーを投げながら形成していかなければなりません。ここで覚えておいて欲しい事があります。それはルアーを投げる時に常に意識して欲しい事です。それは「目線と壁」です。目線とはバスが今意識しているのは上目線なのか?下目線なのか?と言う事と、ルアーをトレースするコースに何らかの壁があるのか?と言う事です。壁とは水面やブレイクやストラクチャーやボトム等の事です。目線と壁を意識しながらトレースコースを変えつつ、その日その時の傾向を探っていく癖がついている人とそうでない人では、釣果に差がつく事は想像にたやすいと思います。
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