釣るまでもない

ハードルアー

誰だって釣りに行ったら魚が釣れたほうが嬉しいし楽しいですよね?私ももちろん魚が釣れた方が嬉しいです。しかしデコりを恐れるが故に手堅い釣りに頼りがちになり、釣りの幅が狭くなっている事にある時気づいてしいました。

デコを恐れるアングラーの心理には、いくつかの理由があります。

まず、釣りをすることで自己満足感を得たいという気持ちがある場合があります。そのため、釣果が出ない場合は、自分自身の能力や運が悪いと感じ、自己評価が下がってしまうことを恐れることがあります。また、他の釣り人からの評価や、SNSなどでの共有なども、釣果に対するプレッシャーを与える原因となってしまう場合も。また、釣果を得ることで、自分自身が上手くなったという実感を得ることができます。釣りにおいては、技術や知識を磨くことが大切ですが、釣果が出ないとそれらが十分に身についていないと感じることがあります。そのため、デコる事を恐れ、技術や知識を磨き、より多くの魚を釣ることを目指すようになったりします。それはそれで十分楽しいのですが、どうしても自然が相手なので、ライトリグが有効な状況や、ハードルアーでは釣れない状況に出くわしたりします。

また、釣りを楽しむためには、釣果が必ずしも必要ではないという考え方があるのですが、釣りを始めたばかりの人には、釣果が出ることが楽しさや達成感をもたらすのではないでしょうか。そのため、初心者や中級者は、デコを恐れ、釣りに対する興味やモチベーションが低下することを恐れたりするわけです。

以上のように、デコりを恐れるアングラーの心理には、自己満足感を得たい、自分自身が上手くなったという実感を得たい、釣りを始めたばかりの人には、釣果が楽しさや達成感をもたらすことがある、などの理由から手堅い釣りに頼ってしまい、新しいチャレンジをしなくなってしまう状態に陥る事があると考えられます。この状況から私が抜け出せたのは、ある考え方に辿り着いたからでした。その考え方とは、「釣るまでもない」というものです。は?釣るまでもない?どうゆう事?と思う方もいらっしゃるでしょう。当たり前のことですが、ライトリグを使っている時間=ハードルアーで釣れない時間なわけです。また、ハードルアーで釣れたかもしれないバスをライトリグで釣ってしまう事もあるでしょう。ですから、ハードルアーを投げ続ける、やり切る事がとても重要なのです。でもせっかく釣りに来てボウズは嫌だ、どうしても1匹釣りたいと思いますよね?その思考から抜け出すには、「今まで嫌と言うほどバスを釣ってきた。ここでライトリグ使えば釣れるだろうけど、その魚は釣るまでもない。」と思えるくらいライトリグで釣りこむ事が大切です。(ライトリグの世界も深くて面白いです)その上であえてハードルアーを使い、「ちゃんとデコる」事が出来るようになると、ハードルアー1つ1つの引き出しや、出しどころが見えてくるようになります。

釣りにおいては、釣果が全てではなく、自然と向き合い、とことん楽しむことが大切です。釣果が出なくても、自分自身が成長したと思えるように、技術や知識を磨いていくことが大切です。

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